役割と責任範囲
概要
スタジオボイス事業部の各ポジションにおける役割と責任範囲を定義します。
ポジション別の役割
プロジェクトマネージャー(PM)
- 主な責任:
- 案件の進行管理(受注〜納品まで)
- クライアント対応(見積回答・スケジュール連絡・納品報告)
- 見積作成・請求管理
- スケジュール調整(スタジオ・声優・エンジニアの確保)
- 社内関係者へのブリーフィング
- リネーム作業(QC 完了後の WAV ファイルを台本 Excel の ID に基づきリネーム → リネーム作業手順)
- 判断権限: 見積金額の提示、スケジュール確定、クライアントへの回答
- エスカレーション先: 部門長(大型案件の見積承認、クレーム対応)
ディレクター
- 主な責任:
- 収録時の演技指導(ディレクション)
- キャスティング提案・最終選定
- OKテイクの判断(品質の最終判断者)
- 台本のアダプテーション確認
- 判断権限: OKテイクの承認、リテイクの要否判断、演技方針の決定
- エスカレーション先: PM(スケジュール超過・追加収録の判断)
レコーディングエンジニア
- 主な責任:
- 収録オペレーション(Pro Tools 操作、テイク管理)
- 機材セットアップ・メンテナンス・片付け
- 音声編集・ノイズ処理(編集チェック・仕上げ)
- セッションデータのバックアップ
- Source Connect / Audio Movers でのリモート接続
- 判断権限: 収録レベル・マイキングの技術判断、機材選定、編集処理の方法
- エスカレーション先: チーフエンジニア(機材トラブル)、PM(スケジュール影響)
QC担当
- 主な責任:
- 音声品質チェック(ノイズ・レベル・クリッピング)
- ノイズチェック(品質基準 に基づく)
- 台本照合(セリフ数・内容の一致確認)
- 納品前最終確認(ファイル数・命名規則・フォーマット)
- 判断権限: OK / 条件付OK / NG の判定。NG の場合は編集担当に差し戻し
- エスカレーション先: PM(NG が多発し納期に影響する場合)
VoPM(Voice Over Project Manager)
- 主な責任:
- ローカライズ案件の進行管理(海外パブリッシャー対応)
- 海外クライアントとの連携(英語 / 中国語コミュニケーション)
- 翻訳・アダプテーションの品質管理
- 多言語プロジェクトのスケジュール・品質管理
- 仲介会社(Keywords, ECI, IREP 等)との調整
- 判断権限: ローカライズ品質の承認、台本の翻訳品質判断、クライアントへの回答
- エスカレーション先: 部門長(契約・NDA関連)
外部演出家(フリーランスディレクター)
外注エンジニア(FL)
- 主な責任:
- 担当案件の収録・編集作業
- 社内エンジニアと同等の品質基準の遵守
- 管理者: PM が窓口、技術面はチーフエンジニアが監督
- 連絡窓口: → フリーランス管理
兼務・代行ルール
| ポジション |
代行者 |
代行可能な範囲 |
| PM |
他の PM / VoPM |
クライアント連絡、スケジュール調整 |
| ディレクター |
VoPM / 外部演出家 |
OKテイク判断(緊急時) |
| エンジニア |
他のエンジニア / FL |
収録オペレーション、編集作業 |
| QC担当 |
エンジニア |
品質チェック(ダブルチェック推奨) |
| VoPM |
PM |
クライアント連絡(翻訳品質判断は不可) |
- 代行が必要な場合は 事前に引継ぎ を行い、案件の背景・注意点を共有すること
- 代行者は判断に迷う場合、本来の担当者に連絡して確認する
更新履歴
| 日付 |
変更内容 |
担当者 |
| 2026-03-06 |
リネーム作業をPM責任に明記、エンジニアの責任範囲から分離 |
— |
| 2026-03-04 |
初版作成 |
— |