ローカライズ編集手順
概要
ローカライズ案件(洋ゲー・海外映像作品の日本語吹替、または日本語作品の多言語化)における音声編集手順を定めます。
参照元
Google Drive 上のマニュアル:
スタジオボイス共有ドライブ/DH<>GAフォルダ/GAフォルダ/洋ゲー音声編集方法.gslidesファイルカット方法: Google Slides マニュアル
通常編集との違い
| 項目 | 通常収録 | ローカライズ |
|---|---|---|
| 尺の基準 | 自由 | 原音の尺に合わせる |
| ファイル命名 | 社内 or クライアント指定 | 原音のファイル名を踏襲(個別番号に合わせてリネーム) |
| 品質基準 | 社内フォーマット基準 | 原音のクオリティに準拠 |
| 納品構成 | クライアント指定 | 原音のフォルダ構成に準拠 |
書き出しのフローとルール
ローカライズ案件のポストプロダクションにおける標準的な書き出し手順:
- トリミング: 指定の尺に合わせて収録データのトリミングを行う
- リネーム: 台本と原音に記載されている個別番号に合わせてクリップをリネーム。ズレがないかしっかりと確認する
- 書き出し: 指定のフォーマット(SR / Bit Depth / ファイル形式)に沿ってクリップを書き出す
- フォルダ構成:
- 通常:
日付_役者名/キャラ名/(シーン名[カットシーンの場合]) - 映像のセッション納品が必要な場合:
日付_シーン名_キャラ名でフォルダをネーミング - アップロード:
- 音声データはドライブにアップロード
- セッションデータはサーバーにアップロード
手順(詳細)
1. 素材の受領・確認
- 原音ファイルの受領
- 収録済みローカライズ音声の受領
- ファイル数の突合せ
2. 尺合わせ編集
- 原音の開始・終了タイミングに合わせてトリム
- 必要に応じてタイムストレッチ/コンプレッション
- 無理な尺詰めは避け、自然な演技を優先
3. ノイズ処理
- RXノイズ処理ガイド に従う
- 原音と同等のノイズフロアを目指す
4. レベル調整
- 原音のラウドネスに合わせる
- ノーマライズ → コンプレッション → リミッティング
- 入力レベル基準(叫び: -12dBFS Peak 以下 / ノーマル: -20dBFS RMS 付近 / ささやき: S/N 比注意)
- ラウドネス規定(LKFS/LUFS)がある場合はターゲット値に合わせる
5. ファイル命名・エクスポート
- 台本と原音の個別番号に合わせてリネーム(ズレがないか要確認)
- 指定フォーマットでエクスポート
- 前後の無音部分(PreGap / PostGap)はクライアント指定に従う
6. 最終確認
- 原音との比較チェック
- 尺のずれがないか確認
- 文言チェック(文言チェック手順を参照)
関連ドキュメント
- 海外パブリッシャー向け日本語VO収録(全体フロー・音声仕様・個別番号の定義)
- プロジェクトフォルダ構造標準(書き出し時フォルダ命名・セッション保存先)
- 品質基準・QC基準
更新履歴
| 日付 | 変更内容 | 担当者 |
|---|---|---|
| 2026-04-09 | ローカライズマニュアルPDFに基づき書き出しフロー/フォルダ構成ルール/レベル基準/参照資料リンクを追記 | — |
| 2026-04-06 | QC→最終確認・文言チェック手順リンク追加 | — |
| 2026-03-05 | 初版作成 | — |