音声編集手順
概要
収録済み音声を納品品質に仕上げる編集手順です。編集作業は iZotope RX をメインツールとして行います。
編集体制
エンジニア: 収録完了 → 32-bit float / 48kHz で書き出し
↓ zip 圧縮して Google Drive「FromJapan」へ格納
セブ拠点(1次編集)
↓ 編集済みデータを「FromCebu/Checked Projects/[担当イニシャル]」へ
日本スタッフ(チェック・仕上げ)← 主に収録担当エンジニアが担当
↓ チェック済みデータ
担当PM → リネーム → 納品
- 1次編集: セブ拠点のスタッフが編集を行う
- チェック・仕上げ: 日本のスタッフ(主にその案件の収録担当エンジニア)が1次編集の品質をチェックし、必要に応じて修正・仕上げを行う
- PM引き渡し: チェック完了後、担当 PM に引き渡す
注意: 案件によってはセブ拠点を経由せず、日本のエンジニアが直接編集する場合もあります。
セブ拠点とのデータ受け渡し
Google Drive パス
| 方向 | フォルダパス | 用途 |
|---|---|---|
| 日本 → セブ | 共有ドライブ/Cebu Team Drive/FromJapan/ |
収録データ(zip)を格納 |
| セブ → 日本 | 共有ドライブ/Cebu Team Drive/FromCebu/Checked Projects/ |
編集済みデータが担当者イニシャル別に格納される |
FromJapan へのアップロード(エンジニア → セブ)
- 収録済みデータを 32-bit float / 48kHz で書き出し
- 以下の命名規則で zip 圧縮 してアップロード:
YYYYMMDD_[案件略称]_[声優名]_[納期MMDD]_[エンジニアイニシャル].zip
実例:
20260306_HYG_0310_FMY.zip
20260306_BC_Nomura_0311_SORA.zip
20260306_MM_Hishikawa_0311_LEE.zip
20260305_Reverse1999_Yuzuki_0309_KNT.zip
20260304_Othello_4p_0320_KIJIMA.zip
命名ルール: - 案件略称は FormatList の Abbreviation(→ Studio Task 運用ガイド) - 納期は
MMDD形式(3/10 →0310) - エンジニアイニシャルは以下を参照
エンジニアイニシャル一覧
| イニシャル | エンジニア |
|---|---|
| FMY | 松井 郁弥 |
| LEE | 李 惠英 |
| YUY | 松田 悠弥 |
| SORA | 伊藤 空 |
| SHO | 松田 翔 |
| KNT | 齋藤 健太 |
| MINA | 皆本 昂 |
| KIJIMA | 木島 涼吾 |
| HXN | 黄 皙喃 |
| TANG | 唐 郁祺 |
| TEN | 酒井 天平 |
| RYO | 渡辺 諒 |
| Nak | — |
| YK | — |
FromCebu からのダウンロード(セブ → 日本)
FromCebu/Checked Projects/ の下に 担当エンジニアのイニシャルフォルダ があり、そこに編集済みデータが格納されます。
FromCebu/Checked Projects/
├── FMY/ ← 松井担当分
├── LEE/ ← 李担当分
├── SORA/ ← 伊藤担当分
├── SHO/ ← 松田翔担当分
├── KNT/ ← 齋藤担当分
├── YUY/ ← 松田悠弥担当分
├── MINA/ ← 皆本担当分
├── Other/ ← その他
└── ...
セブ編集のチェック手順
FromCebu/Checked Projects/[自分のイニシャル]/から編集済みデータをダウンロード- Pro Tools でセッションを開き、編集内容を確認
- 以下の観点でチェック:
- [ ] OKテイクの選定が正しいか
- [ ] ノイズ処理は適切か(処理しすぎていないか)
- [ ] フェード処理は適切か
- [ ] ファイル数が台本と一致するか
- 問題があれば修正を実施
- チェック完了後、担当 PM に引き渡し
セブ拠点に編集レッスン資料あり:
FromJapan/CEBU_Edit_Lesson/
編集手順
1. 素材の確認
- 収録データの受領・ファイル数確認
- 収録メモ・指示内容の確認
- セブ拠点からの1次編集済みデータの場合は、編集状態を確認
2. OKテイクの選定
- ディレクター(演出)の指示に基づきOKテイクを選択
- Pro Tools セッション内の OK トラック・マーカーを参照
3. 編集作業(iZotope RX)
- iZotope RX で以下の編集を実施:
- 不要部分のカット(ブレス、リップノイズ等)
- 無音部分のトリミング
- フェードイン/フェードアウト処理
- ノーマライズ(音量調整)
- 詳細な RX の操作は RXノイズ処理ガイド を参照
4. ノイズ処理
- ノイズチェック手順 に基づき処理
- 処理の強度は最小限に(かけすぎによる音質劣化に注意)
5. フォーマット変換
- クライアント指定のフォーマットに変換(品質基準・フォーマット基準の収録フォーマット標準を参照)
- フォーマット仕様は Studio Task の FormatList を参照
6. セルフチェック・文言チェック
- 編集チェックリストで確認
- 台本との文言チェックは文言チェック手順を参照
7. PM への引き渡し
- チェック完了後、編集済みファイルを担当 PM に引き渡す
- PM がリネーム作業(→ リネーム作業手順)を実施し納品へ
注意事項
- クライアント別の編集要件はクライアント別ルールを確認
- 編集前の原音(32-bit float)は必ず
未編集データ/に保管しておくこと(リマスタリングに備える)
更新履歴
| 日付 | 変更内容 | 担当者 |
|---|---|---|
| 2026-04-06 | QC削除・文言チェック手順へのリンク追加・用語修正 | — |
| 2026-03-06 | セブ拠点データ受け渡し手順を追加(Google Driveパス、zip命名規則、エンジニアイニシャル、チェック手順)。FormatList参照を追加 | — |
| 2026-03-06 | iZotope RXメイン、セブ→日本チェックフローを追記 | — |
| 2026-03-04 | 初版作成 | — |