ローカライズ収録ワークフロー
概要
ゲーム・映像作品等の音声ローカライズ案件における収録の全体フロー。他言語から日本語、または日本語から他言語への吹替・ローカライズが対象。海外パブリッシャー(中国・韓国等)から日本語VO収録を受託する形態が特に多い。
全体フロー
Phase 1: プリプロダクション
- 原音・台本の受領
- アダプテーション(翻訳台本の収録用調整)
- キャスティング・スケジューリング
- NAS上のプロジェクトフォルダ作成(標準構造に準拠)
Phase 2: 収録
- Source Connect / Audio Movers によるリモートディレクション対応
- タイムゾーン管理(海外クライアントとの時差調整)
- 台本問題発生時の対応フロー
- 多言語管理(言語コード・ファイル構成)
Phase 3: ポストプロダクション
- ローカライズ編集(原音との尺合わせ等)
- QC(品質基準に基づくチェック)
- クライアント指定のフォーマットで納品
参考資料
ローカライズマニュアル(社内共有)
本間良太・山科真二・ルイスの3名が共同作成したPM・エンジニア向けの包括的マニュアル。ローカライズ案件に初めて携わるスタッフは必読。
- Google Slides: ローカライズマニュアル(2026-04-13 公開)
国内収録との主な差異
| 項目 | 国内案件 | ローカライズ案件 |
|---|---|---|
| PM呼称 | PM | VoPM |
| 台本 | 日本語のみ | 原語+翻訳(対訳形式) |
| ディレクション | 対面 | リモート対応が多い |
| 納品ラウドネス | -16 LKFS | -23 LKFS(海外標準) |
| 無音マージン | 前50ms・後100ms | 原音ファイルの尺に揃える |