Source Connect vs Audio Movers — リモート収録ツール使い分けガイド
概要
リモート収録・リモートモニタリングで使う2大ツール「Source Connect」と「Audio Movers(Listento)」の用途・特性・使い分けをまとめた比較ページ。
基本比較
| 項目 | Source Connect Pro | Source Connect NOW | Audio Movers(Listento) |
|---|---|---|---|
| 用途 | スタジオ間リモート収録 | SC を持たない相手との接続 | クライアントへのリアルタイムモニタリング |
| 動作形態 | Pro Tools プラグイン | ブラウザベース | ブラウザベース(送信側はプラグイン) |
| 相手に必要なもの | Source Connect Pro のライセンス | ブラウザのみ | ブラウザのみ |
| 音質 | 高品質(PCM 非圧縮対応) | 標準品質 | 低遅延・高品質ストリーミング |
| 双方向録音 | ○(両端で録音可能) | △(相手側録音は制限あり) | △(基本は送信一方向) |
| ネットワーク設定 | UDP 6000–6002 ポート転送が必要 | 不要 | 不要 |
| 全スタジオ導入 | ○(Pro v3.9 全スタジオ導入済み) | ○(ブラウザ利用のため) | ○ |
| Annex での使用 | ❌ 推奨しない(ネットワーク不安定) | ❌ 推奨しない | △ 一時代替には可 |
用途別推奨ツール
ケース1: 相手スタジオとのリモート収録(本格的な双方向収録)
→ Source Connect Pro を使う
- 両スタジオとも SC Pro が導入されていることが前提
- 海外スタジオとの接続、リモートディレクション時に使用
- セッションの収録は両端で行える
ケース2: クライアントがリアルタイムで音を聴きたい(収録モニタリング)
→ Audio Movers(Listento)を使う
- クライアント側に専用ソフト不要(ブラウザで URL を共有するだけ)
- 低遅延で接続しやすく、モニタリング専用としての利便性が高い
- ⚠️ Ast スタジオ使用時の注意: AG シリーズのマイクが OFF でも通電し、音が二重になる既知バグあり。収録中は Meet をミュートで対応し、収録後に AG の電源を入れ直す
ケース3: 相手が Source Connect Pro を持っていない
→ Source Connect NOW を使う
- 相手はブラウザだけで接続できる
- 音質や双方向録音には制限あり
選択フローチャート
リモート接続が必要
↓
相手がクライアント(聴くだけ)?
→ YES → Audio Movers(Listento)
→ NO(収録が必要)
↓
相手に Source Connect Pro がある?
→ YES → Source Connect Pro
→ NO → Source Connect NOW
既知トラブルと対処
| スタジオ | 症状 | 対処 |
|---|---|---|
| Ast | Audiomovers 使用時に音が二重になる | 収録中 Meet をミュートにする。収録後 AG の電源を入れ直す |
| Annex | Source Connect / Audiomovers の接続テストで不安定になる | 接続テストには Aスタを使う |
ソース
- Source Connect エンティティページ
- raw/2026-04-11_src111-262d8e/(SourceConnect設定手順)
- raw/2026-04-11_src143-8316c7/(機材セットアップ)